大福帳型トランザクションデータベースを用いた業務用フレームワークソフトウェア : プロダクト名:DE(Data Explorer)(「次世代経営情報技術」,一般)
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概要
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近年,開発者がプログラムコードを記述することなく,各種のスクリプトで定義した情報を解読し実行するWebベースのビジネス業務用フレームワークソフトウェアが普及してきている.業務アプリケーションの骨格となる部分が既にフレームワークの中核に用意され,フレームワークがメインプログラムとなり,ここでのスクリプト定義に従って顧客コードやライブラリーを呼び出し実行する.ここで用いられるトランザクション(イベント)データベースを大福帳型の構造にすることにより,業務処理実行途中にアドホックな階層設定でデータをドリルダウン,ドリルスルー等のOLAP機能などフレキシブルな操作が実現できる.また,開発者が原則コードを記述することがないため,Rapid Prototypingの繰り返しでPDCAを回しながらゴールに向かい,品質的に早期に安定化が図れる.
- 2009-09-04