ヤスパース哲学の対極的な二つの契機と倫理学
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概要
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ヤスパース哲学は、一方ではその哲学の「知」が同時に哲学的な「信」でもあるような哲学であったし、他方ではあらゆる哲学の実質内容を許容し包括しうるような「哲学の哲学」という性格をもつものである。対極的と見られるこの二つの基本性格を不可分の契機とするような一つのヤスパース哲学が、どのようにして仕上げられたのか、また対極的な二つの契機を含む彼の哲学がいかなる特性をもち、倫理学にとっていかなる意義をもちうるかということを明らかにしたいと思う。
- 2000-12-02
著者
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