プライバシー保護を考慮したRFID方式の大規模システムヘの適用(情報セキュリティ基礎)
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概要
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将来的に,更なるRFIDシステムの普及への障害となり得るプライバシー問題を解決する方法の一つとして,タグを内部更新し,出力を毎回可変にするOSK方式が大久保,鈴木,木下によって提案された.しかし,この方式はデータベース側の負荷が高く,スケーラビリティに課題があった.そこで,OSK方式よりスケーラビリティが高いOSK/AO方式がAvoine, Oechslinによって提案された.本論文では,オープンな環境での利用を前提として,OSK/AO方式の効率の再評価を行い,大規模システムでの利用を想定した場合に問題が生じることを指摘する.また,その問題点の解決策を二つ提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-03-01
著者
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尾形 わかは
東京工業大学イノベーションマネジメント研究科
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尾形 わかは
東京工業大学
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尾形 わかは
姫路工業大学工学部
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尾形 わかは
姫路工業大学 工学部 情報工学科
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阿部 正己
東京工業大学:(現)(株)nttデータ
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