プラトンの視点
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概要
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後期のプラトンは現象界及び経験に対する初期の態度を改め,存在論ならびに認識論の領域に於て感覚対象や生成過程に新たな位置を与えたとする説は最近も広く行なわれているようである.たとえばシュテンッェル他界前年のTheaet.解釈は相変らずその有力な代表であろう.私はしかしプラトン哲学の根本的視点は最後まで一貫して変らなかったと信じる.その確認が小論の課題である.
- 日本西洋古典学会の論文
- 1971-03-31
著者
関連論文
- TIGERSTEDT, E. N., Interpreting Plato, Stockholm Studies in History of Literature 17., Pp. 157, Almqvist & Wiksel International, Stockholm, 1977.
- プラトンの視点
- いわゆるということ : プラトンのΠΟΛΙΤΕΙΑにおけるψυχηとπολι&b.sigmav;のanalogiaに関する一考察
- 山本光雄譯, プラトン國家, Pp.359, 世界大思想全集1, 東京, 河出書房, 1955