プラトンの知識論に関する一つの予備的考察 : Soph. 251-9のτο ον, ταυτον, θατερονをめぐって
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概要
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『ソピステス』251-9で,プラトンは所謂エイドスのコイノーニアという問題を論じているが,実は一様にコイノーニアとして語っているのではなく,そこに一つの重要な区別を示しているように思える.小論の目的は,その区別がどこにポイントを置かれたものであるのか,そしてまたその区別が意味するところは何であるのかということを,明らかにしようとする一つの試みである.
- 日本西洋古典学会の論文
- 1970-03-23
著者
関連論文
- 岩田靖夫, 『アリストテレスの倫理思想』, viii+438+56ページ, 岩波書店, 1985
- COOPER, John M., Reason and Human Good in Aristotle., Pp. xii+192, Cambridge, Mass. and London, Harvard University Press, 1975, £6.60.
- ROBINSON, T. M., Plato's Psychology, Pp. ix+202, University of Toronto Press, 1970
- GULLEY, NORMAN, The Philosophy of Socrates, Pp. x+222, London, Macmillan, 1968
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