2. メタン生成細菌の乾燥保存(凍結及び乾燥研究会創立30周年記念シンポジウム,創立30周年記念号)
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概要
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Methanosarcina barkeri DSM 800の凍結乾燥における酸素との接触の影響を検討し,短時間の接触が生存率の著しい低下を引き起こすこと,その影響は保存期間中にも及ぶことを明かにした.次に,凍結乾燥の分散媒としてグルタミン酸モノナトリウム・アドニトール・システイン系が良好な保存性を示し,メタン生成細菌5種の内4種について,45℃4週間の保存性試験で10%以上の高い生存率を得すことができた.また,スキムミルクプラグを用いるL-乾燥では,乾燥直後の生存率でいずれも凍結乾燥を上回り,凍結乾燥同様,有用なメタン生成細菌保存法であることを示した.
- 低温生物工学会の論文
- 1990-10-20
著者
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