諸種内科的疾患の際の水代謝の変動による変調について
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概要
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本論文は主体が正常乃至病理状態にある際急激短時間内の水代謝の変動に際し如何なる変調を来すかを石川内科入院患者34名健康人7名を以て滲濾出液大量穿刺乃至イグロシン利尿により水分を奪取した場合及び水負荷を行つた場合について操作前後4乃至5時間に亘り遂時的に循環血漿量,血液量,血球量,ヘマトクリット値,赤血球数,血清総蛋白濃度及び皮膚丘疹吸収時間を比較検討したものであり,血漿量測定はEbans Blue法,総蛋白濃度はPulfrich Reiss法,丘吸収時間(以下Q.Z)はMc. Clureの原法に従つた。