農村に於ける青少年結核の実態に関する調査
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概要
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我が国農村に於ける青少年結核の疫学的様相は戦前と戦後に於て如何なる推移を辿つて来たか,又Calmette以来長い間研究課程にあつたB.C.G.の接種が漸く法制化の機運に立ち到り,之を広く国民に実施せしめんとする場合に,前記疫学的様相に如何なる影響を及ぼすものか,此の基礎的調査を同時に研究する目的を以つて著者は千葉県五井保健所に於て,石川教授指導の下に昭和21年より23年迄5町16村,即ち五井町,八幡町,半久町,鶴舞町,姉崎町,千種村,東海村,菊間村,湿津村,市東村,市原村,市西村,養老村,戸田村,平之村,富山村,高滝村,里見村,白鳥村,海上村に於ける8〜30才迄の青少年約4万人を対象として,以上の課題に対して研究に著手し,以下の如き結論を得た。その内容は次の如くである。
- 千葉大学の論文