結核性頸部リンパ腺腫の臨床的研究
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概要
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結核性頸部リンパ腺腫の臨床は在来概ね局部所見の観察にのみ終始した憾みが無いでもなかつた。併し乍ら之は全結核症の一環として診断,治療の対象となる可きものである。にも不拘従来斯かる取扱いが比較的少かつたのに鑑み著者は全結核症殊に感染,発症との関聯を重視して本研究を行つた。即ち昭和24年3月より25年9月に亘り石川内科に於ける結核性頸部リンパ腺腫213例に就て上述の点に立脚して観察研究を行い,次の如き成績を得た。
- 千葉大学の論文