「インフルエンザ」及インフルエンザ肺炎に於けるアチドーヂスの臨床的意義に就て(創立五十周年陞格記念號)
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概要
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予等は大正八年晩期より翌九年初旬に至るインフルエンザ大流行に際しアチドーチスに關する臨床的實驗を施行し其の成績の大要を第百四十五囘京都醫學會と第十七囘日本内科學會の席上に發表せり偶々日本内科學會に於て予等の報告に當り九州大學小野寺氏と京都大學竹山氏との討論を惹起し(詳細は日本内科學會雑誌六月號參照)後本年に至り第十八囘日本内科學會宿題憺當者東北大學加藤氏は京都大學飯塚氏の手を經て原著請求を入れられ亦最近本校外科學教室宇野氏は「手術による臨床的アチドーチスの發現」について予等の成績を参考とせらるゝに及べり茲に於て予等は徒らに原稿を封じて笈底に納め紙馬の腹臟のみ肥やすを潔ぎよしとせず時期遅延の蔑りは或は之れを免れざるも之を本誌上に記述して世の研究家の資料に貢献せんと欲す
- 京都府立医科大学の論文
- 1922-04-20
著者
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