メカニズムの比較問題 : メカニズムデザインの新展開(<特集>メカニズム・テザインに関する多面的アプローチ)
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概要
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社会の成員のインセンティブを考慮に入れつつ,何らかの社会目標を遂行できるようなメカニズムの設計を考えるのがメカニズムデザインと呼ばれている分野である.本稿は,まずメカニズムデザインのこれまでの研究の流れを概観した後,今後メカニズムデザインが取り組むべき課題として「同一の社会目標を遂行しうるメカニズム間の比較」が最も重要であることを指摘する.次に,その課題に対して1つの解答を与えたMizukami,Nihonsugi and Wakayama[15]を簡単に紹介する.
- 2009-08-01
著者
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