遺伝子組換え作物と農業(談話室)
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概要
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国際アグリバイオ事業団(ISAAA,2009)によれば2008年の世界におけるいわゆる遺伝子組換え作物(以下GM作物)の栽培面積は1億2,500万ヘクタールに達している.米国では商業栽培が開始されてから約10年が経過し,栽培面積は6,240万ヘクタールであり,米国内で栽培されている大豆の92%,トウモロコシの80%,綿花の86%がGM作物となっている.また,GM作物を栽培する国としては2008年にはエジプト,ブルキナファソ,ボリビアが加わり,現在25ヵ国となっている.今回,遺伝子組換え技術の農業分野への普及と農業生産に関しての考察を試みた.
- 2009-05-31