拡張する調べ学習 : 図書館から図書館を越える
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概要
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「総合的な学習の時間」の定着により、学校図書館の中で「調べ学習」が日常的に行われるようになった現在、「調べ学習」は「探求する学習」へと進化しはじめている。生徒の学習が変化するに伴って、学校図書館専門職の役割も、生徒の学びを拡張するために、情報リテラシーの育成を支援すると共に、図書館を越えて外の学習空間へ「はしご」をかけるという役割が出てきた。また、情報リテラシーを活用するための、より高次なメタ認知能力の育成を行うことの重要性も考えられ、生徒の学びを拡張するためには、学校図書館の機能も共に成長しなければならない。