適応フィルタと遅延回路を用いたハウリングキャンセラの改良
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概要
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適応フィルタと遅延回路を用いたハウリングキャンセラにリミッタ回路(振幅制限回路)を追加することによりハウリング抑圧性能を改善出来る.リミッタ回路追加により拡声システムとハウリングキャンセラが常に線形領域で動作することが保証されるために,飽和状態に達したハウリングを抑圧可能となる.無響室内で実験をおこない,300Hz〜3200Hzの音声帯域で平均10dBの開ループ利得を有する拡声系において発生し,飽和したハウリングを抑圧することが出来た.
- 2009-03-20