語学クラスでの文化あるいは文明の教授について(学校法人京都外国語大学創立60周年記念号)
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概要
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語学教師は異文化として何を教えたらよいのであろうか。外国語を通して知ることになる別の文化は,学習者との最初の橋渡しになるものであるから,文化・文明をどのように,そして何を教えるかは重要な問題である。ネイティブであるかないかにかかわらず教員を通して,あるいは教材,メディアを通して学習者は様々な形で異文化に触れることになる。文法には,しばしば授業計画が存在し,年間計画等をたてるのも容易であるが,異文化教育については,これまであまり計画的には取り組まれてこなかった。本稿では,主として,異文化の知識を得させることを目的とした教授法・授業計画について考えてみる。
- 京都外国語大学の論文