Alguns manuscritos do seculo XIX da Faculdade de Direito da Universidade de Sao Paulo

概要

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現在のサンパウロ大学(1934年創設)の前身,ラルゴ・デ・サンフランシスコ法科大学は1828年8月11日に創設された。本論の目的は,ラルゴ・デ・サンフランシスコ法科大学関係文書(1827-1889)編纂計画ならびにサンパウロ州公文書館所蔵法科大学関係文書(1850-1894)編纂計画にかんする若干の研究成果を報告することである。本研究の対象となる文書は,それぞれサンパウロ大学法学部文書館ならびにサンパウロ州州立公文書館に所蔵されている。文書には二種類あり,第一は,教官,学生および事務官によって書かれたものである。第二は,大部分が帝政期(1822-1889)の政府機関,すなわち当時のサンパウロ法律大学校の運営・監督機関であった公教育省および内務省が発信した公文書をはじめ,サンパウロ州関係文書およびその他の文書によってなるものである。これらの文書は当時の言語的特徴を保存するような形で編纂され,それぞれのファクシミリ版も収録されている。これらの文書によって,ブラジルの最高学府の創立から百年間の運営にまつわる諸事情がわかる。ラルゴ・デ・サンフランシスコ法科大学はブラジルの第二帝政期(1840-1889)および旧共和制(1889-1930)を通じて国家のあらゆるレベルの官僚制度を支配した法学学士養成の模範となったのである。

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