CMOS集積回路におけるアナログ入力バッファ回路の特性解析(ショートノート(卒論・修論特集))
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概要
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入力信号の性能確保に重要な役割をはたすアナログ入力バッファ回路に関して解析し、ソースフォロア回路と差動対の反転入力信号に対応できる反転増幅型入力バッファ回路により構成される相補形2入力バッファ回路を提案した。この回路の特徴は2つのMOSFETを直列に接続したシンプルな構成である。小信号等価回路および回路シミュレーションより、相補形2入力バッファ回路は、通常の入力バッファ回路(ソースフォロア)と同様の帯域を確保しつつ、約2倍の増幅度を持つこと、約45dBの同相雑音の除去効果が得られることが明らかとなった。このため、相補型入力バッファ回路は、集積回路の低電圧に対応可能な差動形インターフェース回路として活用できると考える。
- 2009-02-27
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