自動車用オーグメンテッド・インターフェースにおける表示像までの視距離の影響(画像処理・インタフェース,ITS情報処理,一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
オーグメンテッド・インタフェースでは,表示像を前景中の適切な位置に表示する精度が,表示コンテンツを制約する可能性がある.経路案内などの情報呈示を行う上で有用である自動車用オーダメンテッド・インタフェースは,ヘッドアップディスプレイを用いることで実現可能である.しかしながら,前景上の注視点と表示像との視距離差や視点移動によって,定位に重大な問題が生じる可能性がある.本論では,二重像化の問題を定量的に明らかにし,コンテンツ設定上での制約について議論した.その結果,利き目の働きを考慮すれば,表示インターバルをコントロールすることによって,自動車用オーダメンテッド・インタフェースの実現可能性が示唆された.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-03-02
著者
関連論文
- マルチエージェント・シミュレーションを用いた,"好き嫌い"が社会的ジレンマに与える影響
- 自動車用ヘッドアップディスプレイ(HUD)にみられる「3次元的に空間に位置する視距離が異なる視対象」の認識(ヒューマンインフォメーション)
- 88.色相別空間周波数特性からみた自動車用多色表示装置の表示像認識((7)照明デザイン)
- 127.白内障擬似眼鏡によるweb pageの可読性 : 文字と背景との面積比の影響((8)視覚心理、視覚生理)
- 自動車用多色表示装置の可読性
- 自動車用多色蛍光表示管における表示像ウォッシュアウト耐性の色相依存メカニズム
- 支部での課題から透けるもの(今日の課題)
- 自動車用遠赤外線画像の表示特性とドライバの認知特性
- 自動車用オーグメンテッド・インタフェースにおける表示像までの視距離の影響
- 自動車用オーグメンテッド・インターフェースにおける表示像までの視距離の影響(画像処理・インタフェース,ITS情報処理,一般)
- 自動車用暗視装置における赤外線人間画像によるドライバの認知特性
- 赤外線を用いた自動車用暗視装置における人間像の認知
- 赤外線カメラで撮影した画像における人間像の認知と検出
- 自動車用オーグメンテッド・インタフェースの可能性
- 視野制限による奥行知覚劣化特性と視覚情報処理過程
- 空間周波数高周波成分の重畳表示による距離情報補正手法に関する研究
- 視距離の異なる視対象の認識における視線移動が伴う場合のアコモデーション応答特性
- 継時的に空間に呈示される視標の発見応答性から示唆される視覚的注意の拡散モデル
- 自動車における有彩色表示像の知覚特性
- 高齢者における視機能低下がweb page情報受容に与える影響
- 色相別空間周波数特性に基づく多色表示文字情報の認知モデル
- 中程度の白内障による発光型文字の知覚
- 都市空間における方位・方向情報の知覚と認知モデル
- 自動車用ヘッドアップディスプレイのオーグメンテッドリアリティインタフェースへの応用と認知特性上の課題
- S-1.視覚ディスプレイと照明技術((1)視覚ディスプレイと視環境)
- 前景と表示像との対応付けにおけるドライバのワーキングメモリ機能分析
- 移動体から見た標識認知と視線移動