信頼性・品質技術の教育の動向(信頼性・品質技術の教育)
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概要
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複数の固有技術領域を含むシステムが増えていることから,複数技術領域を統括する方法の教育が重要である.専門家を育成するための体系的な教育も必要であるが,日本人への信頼性・品質技術教育では品質意識の動機づけも重要な教育のひとつである.信頼性・品質技術教育でも,初心者,初級者レベルの技術者教育だけではなく,中級,上級技術者教育も重要である.特に,要求品質のための,要件開発技術,要件分析技術,設計品質のための方式設計技術,システムテスト技術教育を中堅技術者層以上に行うことが重要である.特定の専門領域を統率する(技術の頭領)人が,先人の良い仕様書,設計書,プログラムリストを評価し,収集し,その見本に技術の継承のための要点を記録し(形式知化し)教育用の資料とすることが重要である.日本的ものづくりの伝統に基づいた良い見本を用いた教育が重要である.さらに重要なのは複数技術領域を統括する(技術の棟梁)方法を修得するための教育である.
- 2009-05-01
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