(2)Stop&Start System(***ストップ)における常時噛合いギヤ式始動機構(技術,日本機械学会賞〔2008年度(平成20年度)審査経過報告〕)
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概要
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「Stop&Start Systemにおける常時噛合いギヤ式始動機構」(以下「常噛み機構」と略す)とはワンウェイクラッチとボールベアリングを使ってスターターピニオンギヤとリングギヤを常に噛み合わせることにより,エンジン始動品質(音・振動・時間)を向上させたものである.従来のギヤ飛び込み式始動機構を使った***ストップの量産経験を通して,更なる普及のためには「始動・停止時の音・振動低減」「いつでも発進可能な,速やかな再始動」が必要と考えた.これらの課題を克服するためギヤを常に噛み合わせる機構とした.更に「全ての駆動系に対応可能な展開性確保」「始動系のメンテナンスフリー」を実現し,『***ストップが常識!』の新環境時代を切り拓くことを目指す「常噛み機構」を世界で初めて開発した.
- 2009-05-05
著者
-
酒井 和人
トヨタ自動車(株)第2パワートレーン先行開発部
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浅田 俊昭
トヨタ自動車(株)エンジンプロジェクト推進部
-
杉村 一昭
トヨタ自動車(株)エンジンプロジェクト推進部
-
永田 良介
トヨタ自動車(株)エンジンプロジェクト推進部
-
浅田 俊昭
トヨタ自動車
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