(3)エンジンバルブ作動角・リフト量連続可変システムの開発(技術,日本機械学会賞〔2008年度(平成20年度)審査経過報告〕)
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概要
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近年,環境問題に対する関心は世界的に高まる一方であり,自動車用エンジンにとって,低燃費化,低エミッション化といった環境負荷低減は重要な課題である.また同時に,動力性能の向上もお客さまの強い要求であり,この相反する要求のために,可変動弁機構が重要な技術となっている.すでに実用化されているカム位相を変化させるバルブタイミングコントロールシステム(VTC),カム切り替えタイプの可変バルブリフトシステム(VVL)に対し,可変自由度を飛躍的に向上させ,バルブリフト量,バルブタイミング,開弁期間の全てを連続的に且つワイドレンジにコントロールできるバルブ作動角・リフト量連続可変システム(Variable Valve Event&Lift:VVEL)の開発を行った.
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 2009-05-05
著者
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赤坂 裕三
日産自動車(株)パワートレーン開発本部
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木賀 新一
日産自動車(株)パワートレーン開発本部
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武田 敬介
(株)日立製作所オートモティブシステムグループ
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鶴田 誠次
(株)日立製作所
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有永 毅
日産自動車(株)
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赤坂 裕三
日産自動車(株)パワートレイン開発本部第一エンジン開発部エンジン構造部品開発グループ
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