学部留学生の日本語力と日本語科目の履修
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概要
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福井大学留学生センターでは、共通教育の日本語科目を履修する学部留学生の日本語力を把握するために、新入生オリエンテーション時にプレイスメントテストを行っている。本稿では、2004年から2008年までの5年間に実施したプレイスメントテストの結果をもとに学部留学生の入学時日本語力と日本語科目の履修状況を調査し、その実状と課題について述べる。まず、プレイスメントテストの導入に伴う日本語科目の再編成と履修方法の改訂について触れ、次いでプレイスメントテストの平均点、得点分布と正答率をもとに学部留学生の入学時日本語力を考察する。また、日本語科目の履修に関する実態調査を行い、日本語力が十分でない中級の学生も上級の学生と同じく3科目履修が半数を占めることを明らかにする。これらの調査結果を踏まえて、学部留学生が1~2年次のうちに大学生活に必要な日本語力を獲得できるように、4科目履修を実現するための方策と日本語科目のシラバスの整理・統合を提言する。
- 2009-03-01
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