詩を読むことから作ることへ : 日本語授業における現代詩
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
外国人留学生の日本語力の強化を目指す大学の日本語授業では,日本の社会・文化理解にかかわる各種教材を使用するが,詩を扱うことはあまりない。しかし,その選択が適切でさえあれば,詩教材も意外に大きな成果を挙げることができる。自己の想像力,推圧力を発揮しての内容理解は,共感をとおして深いところにまで及び,学習者に大きな満足感と自信をもたらすからだ。また詩作活動は,何よりも学習者の主体的意欲を高揚させる。それは表現についての学習者の自覚を促し,日本語の文法・語彙・表現などを学ぶ新鮮な場をつくり出す。本論は,現代語の読解・鑑賞から,学生による詩作にいたるまでの実践をとおして,詩教材の可能性について考えたものである。
- 流通経済大学の論文
著者
関連論文
- 祭魚洞文庫『筑前紀行』における海路の旅
- 祭魚洞文庫『筑前紀行』について
- 清水光房の和歌と書簡 : 林信海文書から
- 林信海と泊〓舎
- 林信海の旅日記 : 『東の国巡見の日記』について
- 林信海と萩 : 雅号の由来と中島歌子について
- 詩を読むことから作ることへ : 日本語授業における現代詩
- 『せつきやうかるかや』における敬語ゴザアルについて