社会調査初学者における訓練プログラムの開発 : 長湯温泉地における地域おこしの事例(鈴木廣教授退任記念特集号)
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概要
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社会調査初学者の訓練カリキュラムの構築のための調査実習をおこなった。テーマと調査地を教員が決めたために、動機づけに課題が残った。調査技法としてのKJ法は初学者にとっても有効であったが、KJ法本来の到達点にはいたらなかった。調査地をかえた繰り返しの訓練をおこなえば効果が期待できる。ただし、面接項目の決定までにはいたらなかった。写真撮影をおこない「一枚の写真」として選びださせる調査技法は有効だった。しかし、初学者への効果を数量的に測定できる評価プログラムは開発できなかった。今後に残された課題である。
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