三鷹市における高齢女性の意識
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本において、近年とみに高齢者(65歳以上)の割合が増加している。男性より女性の平均寿命が長いこともあって、年令が高くなるに従って、女性の割合は高くなっている。さらに、家庭にあっての高齢者の介護は、伝統的に女性の仕事である。これらのことから、日本では高齢者問題は女性問題のひとつになっている。さらに、老後に待っているのは、経済的不安、家族関係への不安、健康への不安だとしたら、寿命の伸びたことは必ずしも喜ばしいことではない。本稿では、高齢生活の実態、老後に関する意識、将来に対する期待を調べ、幸せな長寿社会の在り方を探っている。なお、使用したデータは、東京女子大学現代文化学部の高齢化社会における女性研究チーム(青木邦子、加藤春恵子、古崎愛子、杉山明子)が企画し、学部所在地の東京都三鷹市において、1991年1〜2月に実施した、60代女性に対する老後の過ごし方について調べた「三鷹市高齢女性調査」による。
著者
関連論文
- 三鷹市における高齢女性の意識
- 5. 世論調査の精度 : 選挙調査を中心に : 第4回春の合宿セミナー (日本行動計量学会活動報告)
- IICプレカンファレンス「女性とコミュニケーション」報告
- 社会調査とデータ解析ワンポイント講座(1) : 社会調査におけるサンプリング
- 社会調査オンブズマンの必要性
- 日本行動計量学会第23回大会 : セッション「世論」(学会報告)
- 1)日本行動計量学会(学会報告)
- 調査不能と調査精度(研究講演会記録)
- 1991年WAPOR(ルクセンブルグ)に出席して
- 1990年WAPOR(USA ランカスター)に出席して
- 母親の就労とその子ども・父親--「母親の就業と家庭教育に関する調査(1985WMS〔家庭教育国際セミナ-〕)」から (都市と女性問題)
- 特集「社会調査の精度」にあたって