教育実習生の教育力向上に関する研究
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概要
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教育実習中、実習生は日頃行っているコーピング方略と比べ、よりポジティブなコーピングで対人ストレスに対処していることがみとめられた。実習中は積極的に人間関係を改善しようと努力し、関係を放棄・崩壊させたり、問題を先送りするようなコーピングの使用頻度は低下することが実証された。実習中のコーピングの方略は、日常使用している方略と関係しているので、より充実した実習となるためには、日常からのストレスマネジメントなどの心理教育の導入が必要である。また、対人ストレスコーピングは、保育者効力感とも密接な関係がみとめられ、保育者効力感の高い実習生は低い実習生と比較して、より積極的なコーピングを行っているという結果が得られた。
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