「バリアフリー化する教具」考 : 京都市学校歴史博物館企画展から
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概要
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教科書バリアフリー法が成立し、障害をもつ子どもたちへの教材・教具の充実を法律で保障できる環境が整った2008(平成20)年に、わが国で初めて開業した盲聾学校となる京都盲唖院が試みた教具を展示する企画展が開催された。企画展で一般公開した教具のフィールド調査を実施した結果、京都盲唖院における地域と学校の「つながり」から現在のバリアフリー化する教材・教具のあり様に通じる源泉を推察できることが明らかになった。
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