雲南の民族政策と王連芳
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概要
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建国後直接統治下に入った雲南辺境の少数民族に対する政策は実情に即して漸進的に進めることが原則であった。民族政策担当者は調査研究を重視し,実情に即した政策の実施に努めたが,それは常に左傾路線との抗争の中で進められた。その中心的人物が渤海地方出身の回族王連芳である。王連芳は建国後間もなく中央から派遣され,プラグマティックな思考で雲南の民族政策に献身した。彼の事績を通じて雲南の民族政策における「和平協商土地改革」と「直接過渡」政策という社会改革の経緯と左傾路線との抗争の軌跡をたどる。
- 2009-03-25
著者
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