21世紀情報社会に適応する実践知としての学習様式再構築の取組み(情報システム教育コンテスト(2))
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概要
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小職は、情報システム学会人材育成委員会活動報告書「情報システム分野における人材育成への取組みの基本的考え方」に提示した基本コンセプトに立脚して、自身の職務分野に該当する中堅ビジネスマン向けの研修プログラム「問題感知力を磨くための"問題解決手法勉強会"(以下「本勉強会」)」を企画開発し実践してきた。アーキテクチャは「プロジェクトベース、方法知、チーム・ビルディング、言語技術」の4点を柱とする。本稿では実践事例の目標と狙いについて私たちが直面する時代変化の要求条件が提示する能力開発要件に対して日本人の現状を照合することにより明確化し、根本的解決策の基本要素と設計の基本コンセプトを提示する。併せて教育体系が本来教育課程と社会人の研鑽との間に内容面で系統的発展的に接続されるべきとの基本認識に立って提言を行う。
- 2009-03-11