黄帝内経素問にみられるヒトの一生と歯牙との関連について
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概要
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ヒトの歯牙は,加齢とともに進行する歯槽骨の吸収により,動揺,脱落の道を進むことが多い.現代医学では,口腔内細菌によって誘発される慢性炎症の進行,いわゆる慢性歯周炎ととらえることが多い.一方,中医学や漢方医学にとって,最も根本的な医学経典といわれる黄帝内経素問では,身体側の因子,とくに「腎」の機能低下,いわゆる腎虚に注目している.したがって,慢性進行型の歯周炎に対して,東洋医学における腎へのアプローチが,今後重要な治療法として注目されると思われる.
- 日本歯科医史学会の論文
- 1994-03-25
著者
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