上部三畳系難波江(なばえ)層群の化石帯と佐川期細分の検討 : 舞鶴地帯の層序と構造その3
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概要
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(1)第三紀有孔虫に用いられている方法を原則的に採用して難波江層群の分帯を試みた.その結果,この堆積盆地全体(舞鶴地帯全体)に適用できるものとしてPalaeopharus-Lima yataensis zoneとTosapecten-Pseudolimea naumanni zoneの二つが設定できた.(2)佐川期の代表地層である美禰層群,下部河内谷亜層群と対比した結果,佐川期は市川の提案した三亜期にわけるより,二亜期に区分することが適当であるという結論に達しその提案をした.
- 地学団体研究会の論文
- 1957-02-28