生産者と消費者の連携による食の再生 : イギリスと日本
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概要
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日本の食料自給率は、1960年以降、急激に低下してきた。最近の世界的な穀物価格の高騰や世界の食料・農業問題を考慮するならば、早急に解決すべき課題といえる。そこで、食料自給率を向上させてきた、イギリスの食料自給率の動向を概観し、その特徴と農業構造について検討し、イギリスにおける食生活問題を考察した。その上で、日本農業の動向を分析し、食料・農業問題との関連において、生産者と消費者の連携を考察した。最後に、農業の地域的多様性と都市居住者のニーズに即した、生産者と消費者のあり方の基本的考え方について、3点を提示した。
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