組み込みマルチコアにおける非同期遠隔手続き呼び出しを用いた省電力制御(組込みシステムプラットフォーム)
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概要
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組み込みシステムへの高性能と低消費電力の要求に対して、近年マルチコアの適用が進んでいる。我々は、動的負荷分散スケジューラを搭載した非対称型マルチコア(Asymmetric Multicore Processor:AMP)に対して、非同期遠隔手続き呼び出し(ARPC)によってコア間通信を行うARPCプログラミングモデルを提案している。AMPではコア毎に特性が異なるため、ソフトウェア開発が困難な問題があるが、ARPCプログラミングモデルを用いることで、小コストで高性能を実現する並列アプリケーションの開発を容易にする。本論文では、ARPCプログラミングモデルに対してクロック制御を行う手法を提案する。本手法を用いることでAMPを用いた組み込み向けシステムにおいて低消費電力化を実現することを容易にする。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-01-06
著者
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