帳票認識技術の応用と展開(複合現実感のためのパターン認識・理解)
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概要
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帳票定義体を使用しない帳票認識(以下,定義体レス認識)技術について述べる.定義体レス認識は,従来の帳票定義体(レイアウト定義体)を必要とする定型の帳票認識技術に代わる認識技術であり,帳票定義体を定義・使用することなく,未知のレイアウト構造を持つ帳票からデータを抽出する技術である.定義体レス認識は,定義体を作成しないというメリットだけでなく,レイアウトが微妙に変化する帳票のように,レイアウト構造に大きく依存しているために従来のシステムでは利用できなかった帳票に対する帳票認識の利用可能性を拡大する.本稿では,開発した定義体レス認識技術と,帳票定義体を用いた帳票認識技術との融合方式,およびそのための共通論理構造選択技術と部分論理構造認識技術について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-02-12
著者
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