ヘッドマウント型ANCシステムによるMR騒音の低減

元データ 2009-01-22

概要

MRI装置は人体の内部を撮像するための医療機器であり,その利便性と安全性から多くの医療機関で用いられている.一方,滋賀医科大学附属病院では,このMRI装置により患者の疾患部位をリアルタイムで撮像しながら手術を行うことのできるシステムが導入されている.しかし,MRI装置は撮像時に非常に大きな騒音(MR騒音)を発生するため,手術中のスタッフ間の会話を妨げるという点が問題となっている.そこで我々は,MR騒音の低減を目的としたアクティブノイズコントロール(ANC)システムの実現に向けて検討を行っており,これまでに光マイクロホンと圧電型スピーカを用いたフィードバックANCシステムの強磁界中における有効性を明らかにした.しかし,圧電セラミックスピーカには低域の再生能力が低いと言う問題点があり,一般的な構成のシステムにおいて二次音源として用いた場合には十分な消音効果を実現できない.そこで本稿では,滋賀医科大学附属病院のMRI室内で行った消音実験の結果を通し,ヘッドマウント型ANCシステムの強磁界中における有効性を示す.

著者

梶川 嘉延 関西大学システム理工学部
谷 徹 滋賀医科大学外科学講座
来見 良誠 滋賀医科大学第一外科
来見 良誠 滋賀医科大学外科学講座
来見 良誠 滋賀医科大学 消化器外科
来見 良誠 ベルランド総合病院 外科
谷 徹 滋賀医科大学
谷 徹 滋賀医科大学 救急・集中治療部
貴田 雅啓 関西大学システム理工学部
平山 諒太郎 関西大学システム理工学部
来見 良誠 滋賀医科大学
梶川 嘉延 関西大学システム理工学

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