ITU-T SG15におけるイーサネットリングプロテクション標準化動向(次世代ネットワーク,電力線通信,無線通信方式,一般)
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概要
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近年イーサネット技術がキャリアによる接続サービスの基幹網として広く利用されるにつれ,IEEEをはじめとする各標準化団体により,そのスケーラビリティや通信速度,信頼性,保守運用性を高める技術が規定されている.その中でITU-T SG15では,マルチポイントの通信が可能なイーサネットリングにおけるプロテクション技術をITU-T Rec.G.8032/Y.1344として2008年6月に正式承認し,さらに2008年12月には同勧告の改正1を承認プロセスに付議することで合意した.本報告では,イーサネットリングプロテクション技術の標準化動向として,ITU-T Rec.G.8032/Y.1344の詳細と今後の課題を紹介する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-01-15