安全保障としての衛星通信 : その役割の増大と今後の研究の一進め方(衛星応用技術,及び一般)
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概要
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宇宙基本法成立を受けて安全保障の一環としての衛星通信技術の重要性とその研究開発の在り方を議論する。まず戦争の性格に変化を及ぼす軍事革命(RMA)が進んでおり,衛星通信はその要の技術としてその重要性が増大していることを米軍の衛星通信利用の現状と将来について公開資料に基づいて述べる。次に,今後の研究開発の従来と異なる点として,研究成果の使い方まで研究者に考えさせるべきでないこと,研究開発課題を絞らないこと,国が衛星通信の研究を続けることが益々重要となることを述べる。最後に国の研究機関として(独)情報通信研究機構を例として考え,従来の研究課題で必要なものはほとんど網羅されているが,その位置付けの明確化が必要なことを述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2009-02-19
著者
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