Ex post facto Kurrikulum
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概要
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事後(後から)のカリキュラム筆者の定義によると,日本の大学における第二外国語教育は,目的言語のできるだけ多くの技能への多様な入門と同時にその達成に必要な技術への入門であり,さらに授業で取り扱われた言語的および文化的な現象とその最新状況の少なくとも初歩的な理論化・位置づけをめざす。この論文の第一部では,このような授業の長期的な実施がどのような理論的な帰結を有するかを考察する。ここでは教室での授業の側面に限る。そこでその背景にあるカリキュラムの概念を考慮する必要がある。第二部ではカリキュラムに関しての最近の文献に言及し,第三部では,カリキュラム概念に元々対立的であるex post facto(事後,後から)という性質を付加する。この拡張は最近の新メディアが外国語授業で使用可能となり,その意味が急増したことにより可能となった。第四部ではそのようなカリキュラムを伴う一学期の授業の流れ及び様々な出発点といくつかの注釈をあげる。第五部ではこの試行的な授業を大学制度の中に位置づける。この試みが大学教育の評価基準を満たし,部分的には基準を拡大することを示す。最終部分ではこの試みと従来のカリキュラムとの将来における関連に言及する。
著者
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