脳を見る画像診断の進歩と現状 : MRIで見る脳構造(<特集>教授定年退職記念講演)
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概要
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脳を見る画像診断の進歩と現状と題して,最新の3T MRI装置で見ることのできる脳構造についての一部を紹介する.3T装置の特徴は,従来の1.5T装置に比較して,より小さな構造がより明瞭に描出される事につきるが,この利点のほとんどは静磁場強度が高いことに依存している.3T装置の利点をもたらす静磁場強度に依存する要素としては,1.高い信号雑音(S/N )比,2.磁化率効果の増強,3.T1緩和時間の延長,等が代表的で,ここでは各要素別にどのような効果があるのかを具体的な画像を呈示しつつ解説する.
- 順天堂大学の論文
著者
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前原 忠行
順天堂大学医学部放射線医学講座
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前原 忠行
順天堂大学放射線科
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前原 忠行
東京都立大塚病院 診療放
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前原 忠行
順天堂大学 放射線
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前原 忠行
金沢大学 保健
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前原 忠行
順天堂大学 医学部腎臓内科学講座
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前原 忠行
順天堂大学医学部 放射線医学教室
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