ろう教育の経験のない日本語教師が日本語を教える時
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概要
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横浜国立大学は、平成18年度国費外国人教員研修生として、90デシベル(戦闘機の離着陸時の騒音に相当)以下の音が聞こえない重度のろう者である現役教師を受け入れた。筆者の一人がその本人であるが、専門分野の研修の他、日本語未習者として渡日時から1年間にわたって日本語研修を受講した。日本語教育は、ろう教育の経験がなかった教師が一対一のチュータリング形式で担当した。本報告は、筆者らが担当教師にインタビューを行い、学習者と教師の双方の立場から授業を記述し、ろう者に対する日本語教育の課題と留意点を記すものである。
著者
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