釜石のラグビーを考える : 「新日鐵釜石」から「釜石シーウェイブスRFC」へ(<特集>社会の希望・地域の希望-希望学の現在)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
かつて,日本選手権7連覇の栄光に輝いた新日鐵釜石ラグビー部は,2001年4月,地域密着型をめざしたグラブチーム「釜石シーウェイブスRFC」として生まれ変わった.クラブ運営上の課題を抱えつつも,「行政」「地元企業」「市民」によるサポートの小さな「芽」は萌え,その環が少しずつ広がりつつある.釜石にとって,今も昔も「ラグビー」は地域の「希望」であることに違いはないようだ.「新日鐵釜石」時代には,ある種の「あこがれ」や「誇り」が「希望」の源泉であったが,クラブ化後も,釜石シーウェイブスRFCが,より現実的な「実感」に基づいた「希望」を地域にもたらすようになったからである.
著者
関連論文
- 自立に向かう東アジア--域内貿易の拡大と分業体制の形成
- 釜石のラグビーを考える : 「新日鐵釜石」から「釜石シーウェイブスRFC」へ(社会の希望・地域の希望-希望学の現在)
- 今、タイと中国の貿易に何が起こっているのか?--貿易データからわかること
- 1990年代タイにおける対外資金流入の質と量の変化
- 衝撃的な経済成長の実相-横川信治・板垣博編『中国とインドの経済発展の衝撃』(御茶の水書房,2010年)を解する, 2010年3月刊, x+269ページ, 税込3,360円
- 中国とインドの台頭を比較する : 東アジアとの経済的な関係をよりどころに (特集 新興大国・中国とインドの経済発展)