新島襄の母とみと信州中之条代官荒井平兵衛 : その人物の特定と業績、一族と居宅地の解明
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概要
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新島襄の母旧姓中田とみは、文化4(1807)年武蔵国足立郡浦和宿に、穀問屋の娘として生まれた。明治23(1890)年襄の死をきっかけに、己の経歴を養孫公義に口述した。その記録によるととみは14歳のとき、「信州中ノ条御代官方」に奉公に上がった。本稿は周辺史料を踏まえ、この代官の人物を特定し、その業績を明らかにする。また家系を解明し、とみが奉公した場所を江戸図に求め、現在の地点を特定する。Niijima jo's mother, Tomi, was born as a daughter of a grain dealer in Urawa in 1807. Because of Jo's death in 1890, Tomi dictated her personal history. According to her dictation, when Tomi was fourteen years old, she went out to one of the Country Officials in Edo to service. On the basis of historical sources, this research identifies his characteristic and achievement, explicates his family, and specifies the place in Tokyo today, where Tomi served.
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