BT-2-3 自律神経活動と情報通信への応用(BT-2.新しいコミュニケーション品質とその評価技術,チュートリアルセッション,ソサイエティ企画)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自律神経系は、脳神経系と平行して、身体と脳の神経回路を形成している。これによって消化、発汗、代謝などの不随意身体活動を制御し、ホルモンを統御する内分泌系と協同して、恒常性を実現している。また自律神経活動によって情動や感情などの高次認知機能が修飾を受ける。つまり、自律神経系活動が脳神経系活動と相互作用して、「こころ」という高次脳機能が最終的に実現されている。ここでは、その概要を論じ、更に、情動がより高度に神経処理された主観である「感情」になるまでの過程を追求する。そのなかで感情の重要な働きである、感情表出と他人との環境の相互作用に焦点をあて、そうした社会的感情相互作用が、将来の情報通信にどのように応用できるかの可能性を探る。
- 2008-09-02
著者
関連論文
- BT-2-3 自律神経活動と情報通信への応用(BT-2.新しいコミュニケーション品質とその評価技術,チュートリアルセッション,ソサイエティ企画)
- 視覚と聴覚における同期時間知覚の乖離(視知覚とその応用及び一般)
- 視覚と聴覚における同期時間知覚の乖離(視知覚とその応用及び一般)
- 視聴覚連合刺激による視覚記憶の生成(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)
- 視聴覚連合刺激による視覚記憶の生成