漸増低周波刺激とGF香付き高濃度酸素吸入による居眠り運転防止システムの研究
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概要
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自動車は非常に便利で日常生活に欠かせないモノとなっている。しかし、その便利さと引き換えに交通事故を起こして死に至る危険性がある。交通事故の原因は様々であるが、眠気を我慢できずに居眠り運転で事故を起こすというケースが多々ある。居眠り運転の交通事故は5年間で1000件以上(警察庁:2001〜2005年)にのぼる。既存のシステムでは不快感を与えたり順応してしまうという課題が残されている。本稿ではマッサージにも用いられている(1)低周波刺激、そして(2)グレープフルーツの香りと(3)高濃度酸素吸入を用いて実験を行い、その結果、上記の3つの外的要因が相乗効果をもたらし覚醒効果を得ることができたのでこれを報告する。
- 2008-12-04