実証実験による踏切遮断情報の提供に関する研究 : 踏切システムの改善
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概要
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近年,「開かずの踏切」や踏切事故等が社会問題化している中,国土交通省においては,踏切を除却する抜本対策と,「踏切遮断情報の提供」等をはじめとする速効対策を共に推進している.この「踏切遮断情報の提供」は,踏切利用者が遮断状況等を事前に把握することで,イライラ感を緩和し,踏切事故の減少等,道路交通環境の改善への寄与が期待されている.本研究では「踏切遮断情報の提供」の具体的方策として,事前に踏切の遮断確率を算出する「踏切時刻表」,リアルタイムに踏切開放までの時間を算出する「踏切遮断時間表示システム」,駅の構内通路を迂回路として利用する「駅構内通路を利用した対策」の3つの方策について,実証実験を行い,利用者からの評価や改善ニーズ等を確認した.
- 2008-11-19
著者
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伊東 孝祐
(財)国土技術研究センター
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海津 優
(財)日本建設情報総合センター
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平井 政二
(財)日本建設情報総合センター
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池田 達男
(財)日本建設情報総合センター
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美濃部 雄人
(財)国土技術研究センター
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幡歩 浩司
(社)日本交通計画協会
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