リンク構造で関連性を表現する為のリンク要素間リンクの制御
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概要
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本稿では,人文資料の電子化でテキストデータと画像データの関連性をマークアップ言語で示す手法をTEIの提案を元に検討し,記述の線状性を生かしたハブデータの使用法を提案する,同時に,その際に必要となるリンク要素間リンクを再帰的に制御する手法について新たに属性a handoverを含む提案を行う.これにより,従来表現しきれなかった情報をマークアップデータに記述することが可能となる.またリンク要素間リンクの制御で実現する複合データ単位は,複数のテキスト構造を容易に扱えるため,結果として単一テキストデータ構造中に含める内容の判定基準が生まれる可能性がある.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-10-11