ネットワークアクセスの個人特徴量を利用した侵入検知
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概要
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個人が所有する端末をネットワークの脅威から守るため,侵入検知システムが利用されることがある.しかし,端末に導入される既存の侵入検知システムは,設定を行う際の煩雑さで問題がある.本稿では,正規のユーザによる過去のネットワークトラフィックから,ネットワークの利用パターンの個人特徴量としてIPアドレスの頻度を使用したパラメータを作成し,現在のネットワークトラフィックの異常度を算出することで,複雑な設定を行う必要なく不正なユーザのネットワーク利用を検出する手法を提案する.さらに,実際のデータに対して提案手法を適用し,有効性を検証する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-10-09