実数自己直交有限長系列の2値符号化によるスペクトル拡散方式(一般)
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概要
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スペクトル拡散による通信やレーダのための擬似雑音系列は自己相関関数がインパルスの有限長系列が望ましい.自己直交有限長系列いわゆるHuffman系列は両端を除きインパルスとなる自己相関関数を有する.本論文は,2値被積分符号によって実数自己直交有限長系列から2値符号を作り,伝送することを述べている.長さ65,絶対値2以下の系列と16分割の被積分符号から2値符号が作られ,ローパスフィルタで積分,平滑されPAM符号に変わる.実験により相関出力のサイドローブが低く抑えられることが示されている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-10-02