韓国の伝統芸術の言語表現について : 神明と呼吸を中心(研究課題:韓国と日本伝統芸能の比較美学,I 共同研究)
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概要
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この文章では韓国の演行芸術を中心に神明,呼吸(息)について言及した。辞書に書いてある意味と現実的な意味,そして道教思想を中心に簡単に言及して見た。神明は古代の祭天儀式で祈願から始まる。祭典儀式で歌いながら踊って遊んだ芸術の活動から,参加者皆が一つになってエクスタシーを感じるその瞬間が'神明'で,この時の呼吸は生命維持のための呼吸のみならず,生命の花を咲かせ出そうとする息である。古代の祭典儀式は韓半島に暮した人々が自分たちの希望や祈願,収穫に対して感謝の意味を神様に伝え,また神様の言葉を聞き,神様への供物を分けて食べて飲みながら遊ぶ儀式である。この認識は中国から流入した道教と接触しながら,神明を介して現実から理想世界に連結するに至ったと考えられる。
著者
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朴 〓国
Korean Language And Culture Ryukoku University
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朴 xuan国
Korean language and culture, Ryukoku University
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朴 Xuan国
Korean Language And Culture Ryukoku University
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