第2言語学習者の語用力発達測定における信頼性と妥当性の検証法について(II 個人研究)

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概要

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• 本論文では,第2言語学習者の語用力発達過程を明らかにすることを目的とした研究を対象に,それらの研究で使用される測定法の妥当性と測定値の信頼性の検証方法について考察する。まず,従来型の検証方法を再考し,複数回にわたって収集されたデータを扱う縦断的研究においては構造方程式モデルを使う必要があることを解説する。次に,語用力の「発達」の測定に関心をもつ研究者を念頭に置き,実際のデータに構造方程式モデルをどのように応用すればよいか例示する。その目的のために,現在継続中の研究からデータを抽出し分析に使用する。最後に,推定された信頼性と妥当性を評価する。

著者

• 松村 省一

  龍谷大学国際文化学部

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